2010年11月30日火曜日

ようやくクロージング報告。

大分遅くなりましたが、クロージングの報告です。

各々ライブ・パフォーマンスに挑戦!!(正直、心配だ・・ぶっつけ本番だ。)

狩野さんと力さんは、それぞれ演出も兼ねてたので大変だったかしら。

ビルの外側3F窓に、Time Traveler x 5の言葉と、映像が流れる中、
(狩野さん急遽制作、すごすぎます。そして機材の岸本さん、ありがとう!)
VOQの本多君は、「無理っ」て言ってたのに、結局出ずっぱりで演奏、出演。
力さんは背中に猫の絵のついた白い衣装ではじけてました。これはもう現代舞踏の領域。
狩野さんの美しい新作と本多君の光の顔の映像が重なり、神秘の時間が。
永岡君と遠く離れていたポーワングさんは、歌と映像で時間を飛び越えて合唱!合唱!!
カトウは、オープニングに来た人々の写真から光の瞬きのような映像を作り上映。
そして、テキストの朗読。
終わりと始まりがつながりました。。。

いらしてくださったお客さん達も理屈抜きで楽しんでくれたようです。
(会場は次々に来てくれた人達で満杯に。)
最後は、会場が閉まる時間になっても、皆さん去りがたい雰囲気。。。
なんと撤収中も語らいが続きました。

今後の期待感に満ちた、クロージングだけど本当に楽しい1日になりました。
H.P.の戸塚さん、坂本さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。













2010年11月1日月曜日

11月3日(水・祝)最終日のパフォーマンス・イベントに向けて

11月3日(水・祝)は、とうとう展示最終日。早い。早すぎる!
でも、パフォーマンス・イベントが予定されています。

演出:松本力
音楽:VOQ本多裕史
出演:永岡大輔、松本力、狩野志歩、カトウチカによる1日限りの映像パフォーマンス。
時間:20:00〜20:30

当日は建物のB1だけでなく、外からも見ても何かが起こっているはず・・・

演出:狩野志歩
機材協力:岸本智也 

これは来ていただかなくてはいけません!

トークイベント 終了しました

台風が過ぎてくれました!
お足下のわるい中、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

参加作家が、映像における「時間をどう考えるか」それぞれ熱心に語りました。
ポーワングさんは、レジデンス中だったので、飄々としたビデオレターで参加。
滞りがちになると、写美の田坂さんが、さすがのコメントを入れて下さり、慣れない司会のカトウもなんとか、ようやく進行出来たような?出来てないような?
松本力さんはじめ、まだまだ話し足りないし、もっと展開できそうな感じだったので、また機会があったら、今度は違う形式でトークイベントを設けたいですね。本当に濃い話はまだまだ序盤・・・打ち合わせのときの面白さを出せないものか。課題満載。



2010年10月24日日曜日

都写美の学芸員、田坂博子さんとのトーク・イベント

10月31日(日曜)18:30〜20:00

東京都写真美術館の田坂博子さん(恵比寿映像祭)と、Time Traveler x5の参加作家によるトーク・イベントを開催します。映像のキュレーターと、映像作家の言葉を聞く貴重な機会になりますので、ぜひご参加ください。

参加費:1000円/1ドリンク付き
※要予約:jinnan@hpgrp.comまでお名前、人数、連絡先をお知らせください。







Time Traveler x 5 オープニング・ライブ

京都で開催した映像展示、Time Traveler x 5 が、いよいよ東京でも始まりました。

初日は、松本力さんとVOQ本多君のアコースティックなライブ・イベント。
力さんの映像とパフォーマンス、本多君の透明な歌と演奏、企画した側も驚く素晴らしいライブとなりました。


















↓オープニングに遊びに来てくれた、現在、3331 Arts Chiyodaにインドネシアからレジデンス中の、Prilla Taniaさんが写真を撮ってくれました。彼女は松本力が2008年のインドネシア、バンドゥンのスラサール・スナリヨでの展覧会で会ったアーティストです。










2010年10月15日金曜日

作品イメージ




.  狩野志歩 「ダリア  2009年 13min.30sec.





.  松本力「How can I attack my evil heart?2010  5min.48sec.






3. Poh Wang  「water flows 2007年 6min.38sec.






4. 永岡大輔 「私の痕跡 Traces of Other 2010  6min.17sec.






5. カトウチカ 「Blindness」 2008年 2min.




2010年10月11日月曜日

展覧会のご案内








2010年10月21日(木)より展覧会『Time Traveler×5』を開催致します。

同年、8月京都『collective parasol』にて展示発表されたプロジェクトが東京でも実現。
是非、ご覧頂ければと存じます。







会 期:2010年10月21日(木)〜11月3日(水)
時 間:12:0020:00(無休)
場 所:「H.P.France神南1丁目」B1
連絡先: 03-5457-1127/ jinnan@hpgrp.com

イベント:10/21(木)20:00〜20:30
             オープニング・イベントのライブ 
     10/31(日)18:30〜20:00
             トーク・イベント※要予約 入場¥1000(ワンドリンク付)
     11/3(水) 20:00〜20:30
             クロージング・イベントのライブ 無料
                                        









映像を作る者は、一種のTime Travelerである。

いったん出来上がった映像作品は、作家が意図する/しないところも含め、それ独自の時間と質を持ち、現在から自立し、存在を始めます。映像作品を通して、作家は時間を旅し、作品は時間を旅し、見る人もその旅を体験するのです。
今回の展示では、「時間」について明確な意識をもって制作していると思われる5人の映像作家を集めて、その「作品」と「語り」を上映いたします。
京都では1日限りのイベントでしたが、今回は東京(渋谷)で2週間のあいだ展示いたします。ライブ、トーク・イベント、パフォーマンスなどイベントも多数企画しています。皆様ぜひおいでください。(カトウ チカ)







<参加作家>
狩野 志歩(かのう しほ Shiho Kano) 
武蔵野美術大学映像学科卒業
1996 年より8mmや16mmフィルム、ビデオによる映像作品を制作し、国内外の映画祭などで上映。近年はビデオ・インスタレーションも手掛け、東京都写真美術 館など美術館、ギャラリーでも作品を発表している。2010年2月は、ポートランド・インターナショナル・フィルムフェスティバル(アメリカ)、79月 には「Sense of Realityー僕らの世界のつくり方ー」(市原市水と彫刻の丘)で発表。

松本 力 (まつもと ちから Chikara Matsumoto)
1991年 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業
ド ローイングに透過光を加えたビデオ撮影のアニメーションの制作で、絵による映像表現を目指している。異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多 く、特に音楽家「オルガノラウンジ」や「VOQ」の本多裕史のライヴに参加し、映像と音楽の音像空間表現を行う。映像作品の国内外での展示や、手製映像装 置「絵巻物マシーン」シリーズを用いたワークショップを商店街や病院、学校などで子どもたちと積極的に実施している。

永岡 大輔(ながおか だいすけ Daisuke Nagaoka)
2003年 MA in Fine Art .Winbledon School of Art
ロンドンで修士課程を修め、帰国。その後は世界各国で作品を制作、発表。bicameral worldなど映像イベントも企画。描いては消してを繰り返すことで産まれる映像。その結末は、常に作者の意図を越えていく。

ポー ワング (ぽー わんぐ Poh Wang) 
東 京をはじめ、オランダ、スコットランドなど世界各地で作品を制作、発表。社会に潜む「あたり前」に疑問を投げかけることをテーマにおかしみや悲哀に満ちた インスタレーションやビデオ作品を制作している。2010年8月11月まで、神山アーティスト.イン.レジデンス(徳島)にて滞在。

 カトウ チカ (かとう ちか Chika Kato) 
2002年 東京芸術大学美術学部絵画科卒業
映像や写真、そして「イメージを運ぶもの」を使い、空間にゆるやかな思考とイメージのネットワークを作って行く。この空間を訪れる者も、作品の要素となっていく。最近は、イメージの認識について、写真と映像を使って考えている。 







イベント:10/21(木)20:00〜20:30
             オープニング・イベントのライブ 
              松本力+VOQ(本多裕史) 無料

     10/31(日)18:30〜20:00
             トーク・イベント※要予約 入場¥1000(ワンドリンク付)
             田坂博子さん(東京都写真美術館 恵比寿映像祭)
             狩野志歩、松本力、永岡大輔、カトウチカ
            「 jinnan@hpgrp.com まで、お名前、人数、連絡先をお知らせください。」
     11/3(水) 20:00〜20:30
             クロージング・イベントのライブ 無料
                                            参加作家VOQ(本多裕史)

田坂博子(Hiroko Tasaka/たさかひろこ)

東京都写真美術館学芸員/恵比寿映像祭キュレーター
美術館勤務を経て、(株)プロセスアートにて霧の彫刻家・中谷芙二子の作品制作のマネジメントに携わる。
同時に芸術と科学、1960−70年代の パフォーマンス、ヴィデオアートを再検証する企画制作に従事。
「SCANヴィデオアート・アーカイヴ」(川崎市市民ミュージアムとの共同企画、 2002−04)、「雪と氷との対話」展
(ラトビア自然博物館、2006−07)「スティーヴ・パクストン+リサ・ネルソン・ダンス・プロジェク ト」(2009)など。

VOQ(本多裕史/Hiroshi Honda/ほんだひろし)
エレクトニカバンド オルガノラウンジのボーカルとして活動。2010年よりソロ名義VOQ(ボック)をスタート。歌詞をすらすら書けるようになりたい。Twitterはじめました