2010年10月24日日曜日

都写美の学芸員、田坂博子さんとのトーク・イベント

10月31日(日曜)18:30〜20:00

東京都写真美術館の田坂博子さん(恵比寿映像祭)と、Time Traveler x5の参加作家によるトーク・イベントを開催します。映像のキュレーターと、映像作家の言葉を聞く貴重な機会になりますので、ぜひご参加ください。

参加費:1000円/1ドリンク付き
※要予約:jinnan@hpgrp.comまでお名前、人数、連絡先をお知らせください。







Time Traveler x 5 オープニング・ライブ

京都で開催した映像展示、Time Traveler x 5 が、いよいよ東京でも始まりました。

初日は、松本力さんとVOQ本多君のアコースティックなライブ・イベント。
力さんの映像とパフォーマンス、本多君の透明な歌と演奏、企画した側も驚く素晴らしいライブとなりました。


















↓オープニングに遊びに来てくれた、現在、3331 Arts Chiyodaにインドネシアからレジデンス中の、Prilla Taniaさんが写真を撮ってくれました。彼女は松本力が2008年のインドネシア、バンドゥンのスラサール・スナリヨでの展覧会で会ったアーティストです。










2010年10月15日金曜日

作品イメージ




.  狩野志歩 「ダリア  2009年 13min.30sec.





.  松本力「How can I attack my evil heart?2010  5min.48sec.






3. Poh Wang  「water flows 2007年 6min.38sec.






4. 永岡大輔 「私の痕跡 Traces of Other 2010  6min.17sec.






5. カトウチカ 「Blindness」 2008年 2min.




2010年10月11日月曜日

展覧会のご案内








2010年10月21日(木)より展覧会『Time Traveler×5』を開催致します。

同年、8月京都『collective parasol』にて展示発表されたプロジェクトが東京でも実現。
是非、ご覧頂ければと存じます。







会 期:2010年10月21日(木)〜11月3日(水)
時 間:12:0020:00(無休)
場 所:「H.P.France神南1丁目」B1
連絡先: 03-5457-1127/ jinnan@hpgrp.com

イベント:10/21(木)20:00〜20:30
             オープニング・イベントのライブ 
     10/31(日)18:30〜20:00
             トーク・イベント※要予約 入場¥1000(ワンドリンク付)
     11/3(水) 20:00〜20:30
             クロージング・イベントのライブ 無料
                                        









映像を作る者は、一種のTime Travelerである。

いったん出来上がった映像作品は、作家が意図する/しないところも含め、それ独自の時間と質を持ち、現在から自立し、存在を始めます。映像作品を通して、作家は時間を旅し、作品は時間を旅し、見る人もその旅を体験するのです。
今回の展示では、「時間」について明確な意識をもって制作していると思われる5人の映像作家を集めて、その「作品」と「語り」を上映いたします。
京都では1日限りのイベントでしたが、今回は東京(渋谷)で2週間のあいだ展示いたします。ライブ、トーク・イベント、パフォーマンスなどイベントも多数企画しています。皆様ぜひおいでください。(カトウ チカ)







<参加作家>
狩野 志歩(かのう しほ Shiho Kano) 
武蔵野美術大学映像学科卒業
1996 年より8mmや16mmフィルム、ビデオによる映像作品を制作し、国内外の映画祭などで上映。近年はビデオ・インスタレーションも手掛け、東京都写真美術 館など美術館、ギャラリーでも作品を発表している。2010年2月は、ポートランド・インターナショナル・フィルムフェスティバル(アメリカ)、79月 には「Sense of Realityー僕らの世界のつくり方ー」(市原市水と彫刻の丘)で発表。

松本 力 (まつもと ちから Chikara Matsumoto)
1991年 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業
ド ローイングに透過光を加えたビデオ撮影のアニメーションの制作で、絵による映像表現を目指している。異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多 く、特に音楽家「オルガノラウンジ」や「VOQ」の本多裕史のライヴに参加し、映像と音楽の音像空間表現を行う。映像作品の国内外での展示や、手製映像装 置「絵巻物マシーン」シリーズを用いたワークショップを商店街や病院、学校などで子どもたちと積極的に実施している。

永岡 大輔(ながおか だいすけ Daisuke Nagaoka)
2003年 MA in Fine Art .Winbledon School of Art
ロンドンで修士課程を修め、帰国。その後は世界各国で作品を制作、発表。bicameral worldなど映像イベントも企画。描いては消してを繰り返すことで産まれる映像。その結末は、常に作者の意図を越えていく。

ポー ワング (ぽー わんぐ Poh Wang) 
東 京をはじめ、オランダ、スコットランドなど世界各地で作品を制作、発表。社会に潜む「あたり前」に疑問を投げかけることをテーマにおかしみや悲哀に満ちた インスタレーションやビデオ作品を制作している。2010年8月11月まで、神山アーティスト.イン.レジデンス(徳島)にて滞在。

 カトウ チカ (かとう ちか Chika Kato) 
2002年 東京芸術大学美術学部絵画科卒業
映像や写真、そして「イメージを運ぶもの」を使い、空間にゆるやかな思考とイメージのネットワークを作って行く。この空間を訪れる者も、作品の要素となっていく。最近は、イメージの認識について、写真と映像を使って考えている。 







イベント:10/21(木)20:00〜20:30
             オープニング・イベントのライブ 
              松本力+VOQ(本多裕史) 無料

     10/31(日)18:30〜20:00
             トーク・イベント※要予約 入場¥1000(ワンドリンク付)
             田坂博子さん(東京都写真美術館 恵比寿映像祭)
             狩野志歩、松本力、永岡大輔、カトウチカ
            「 jinnan@hpgrp.com まで、お名前、人数、連絡先をお知らせください。」
     11/3(水) 20:00〜20:30
             クロージング・イベントのライブ 無料
                                            参加作家VOQ(本多裕史)

田坂博子(Hiroko Tasaka/たさかひろこ)

東京都写真美術館学芸員/恵比寿映像祭キュレーター
美術館勤務を経て、(株)プロセスアートにて霧の彫刻家・中谷芙二子の作品制作のマネジメントに携わる。
同時に芸術と科学、1960−70年代の パフォーマンス、ヴィデオアートを再検証する企画制作に従事。
「SCANヴィデオアート・アーカイヴ」(川崎市市民ミュージアムとの共同企画、 2002−04)、「雪と氷との対話」展
(ラトビア自然博物館、2006−07)「スティーヴ・パクストン+リサ・ネルソン・ダンス・プロジェク ト」(2009)など。

VOQ(本多裕史/Hiroshi Honda/ほんだひろし)
エレクトニカバンド オルガノラウンジのボーカルとして活動。2010年よりソロ名義VOQ(ボック)をスタート。歌詞をすらすら書けるようになりたい。Twitterはじめました